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たばこを吸える場所を求めて全国をさまよう、という本企画(いつからこんな企画になったのか定かではありませんが)。
いつもはシティーの真ん中で一服している筆者ながら、今回はチョット趣向を変えて、忍者気分にてたばこを吸えると噂のスポットに足を運んでまいりました。
…というわけで、滋賀県は甲賀市にある「甲賀の里忍術村」のレポートです。
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忍術村入口(入村料1,000円なり)
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◆忍者気分でいざ入村 当初はJR甲賀駅から歩くつもりをしていたのだが、調べてみたら駅から徒歩数時間とのこと。
やむなくレンタカーにて乗りつける。レンタカーじゃあいまひとつ忍者気分が出ないが、ここは修練である。忍忍!!
…と意気込んでいたら、入口にはさっそく親子連れの姿。忍者気分は早くも木っ端微塵である。
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秘術、ねこの目時計!

鎖かたびら&なぜかフクロウ

唐突に昭和初期の薬
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◆まずは忍者博物館へ 世界一の忍術資料が集められているとの触れ込みである。
まず展示されていたのは「ねこの目時計」。ねこの目を見れば夜でも時間が分かるというのだが、ねこがいないときはどうしていたんだろう。
あとは、ボロボロに風化した鎖かたびら(なぜかフクロウ付き)や、これまたなぜ置いてあるのか皆目分からない昭和初期の薬などなど。
あまりのショボさに頭がクラクラしてくるが、隣の外人グループは「オウ、ニンジャ・ジャケット!」とか叫びながら、ブルース・リーみたいなポーズをとっておられました。
外国の忍者ファンにとっては、忍術もカンフーも同じようなものなんでしょうな。
あと、昭和初期の薬のイラストが妙にいい。滝のようなたん、せき。
ふと天井をみると、クモの巣がいたるところに張っていた。うわー。これも忍者っぽさを醸し出すための演出、ですよね!? |

障子のつぎあてはもちろん手裏剣形

からくり屋敷の中
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◆からくり屋敷にGO!
お次はメーンアトラクションである「からくり屋敷」。なんでも、忍者屋敷の細工やからくりを、ガイドの解説付きで見学できるという。
で、どんでん返しの扉や、ずらすと地下通路が現れる囲炉裏などが一通り紹介された後、いよいよ最大のからくりである「吊り天井」の解説がはじまった。
「この天井は上から吊ってあります。敵が一階にやってきたら天井を一気に落として壊滅させるんです」
「ただし現在、全ての天井は安全のため完全に固定されております」
安全のため完全に固定された吊り天井…。って、普通の天井やんけ! |

投げ方をレクチャーする手裏剣先生

8枚投げて300円なり
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◆手裏剣投げ体験コーナー
忍者といえば手裏剣、手裏剣といえば体験コーナー。
実はこれを楽しみにしていたんである。ああ、早く投げてみたい。手裏剣シュッシュッ、シュッシュシューッ!
受付で300円支払うと手裏剣をセットで渡してもらえる。
ただし手裏剣先生のレクチャーによれば、四枚刃タイプはどんなに上手い人でも、標的に刺さる確率は50%なんだそうで(八枚刃タイプだとほぼ100%刺さる)。
実際に投げてみたところ、20%くらいの確率で標的に刺さったので大いに満足しました。 |

おやじの止まり木、忍者バー

ちっともおもしろくなさそうな

くろかげさん≠くろひげさん
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◆忍者バー&みやげコーナー
別館っぽい建物に入ってみると、おじさんたちが昼間から酒を飲んでおられた。
その傍らではチビッ子が、どうでもいい感じのみやげをひたすら物色しているという素敵な光景。
周りを見回せば、ちっともおもしろくなさそうな「おもしろイベント」、黒ひげと混同甚だしい「くろかげさん」、莫迦デカくて使いにくいったらありゃしない十手キーホルダーなどなどなど……。
寂びれた観光スポットの基本を忠実に押さえるこういったアイテムたちは、人間の営みの「本質」を示唆してくれる貴重な存在である。
最先端のオサレスポットは確かに小ぎれいだけれど、人間臭さが消毒・殺菌されてしまって非常につまらない。
それに、もともと人間なんてグロテスクなものなんだから、いくら滅菌したところで、どこかに「本質」が見え隠れする。
時折こうやってトホホ感満載のスポットに足を運ぶのは、我々人間の業を再確認するための、つらいけれどもやめられない巡礼修行みたいなものだと言えましょう。
ありがとう、忍術村!! |

莫迦デカい十手キーホルダー

どれもこれも「おもちゃ」
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イラストが素晴らしいファンレター

これまた味わい深い「顔ハメ」
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見ていて楽しい「水渡り体験コーナー」
…というわけで急ぎ足でご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
あまりのショボさに大いなる満腹感を得たのち一服したたばこの味は、これまた最高! でありました。
ちなみに上の写真のお客さん、数秒後には案の定ひっくり返って、汚水のなかに頭から突っ込んでおられました。
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